「昔は少し食事を減らせば戻ったのに、40代になってからなかなか痩せない…」

そんなふうに感じることはありませんか?
食べる量を減らしているのに体重が落ちない…お腹まわりが気になる…疲れていて運動する余裕もない…なぜか甘いものが欲しくなる…
すると、「もっと食べる量を減らさなきゃ」と考えてしまいがちです。でも40代の身体は、食事量だけではなく、活動量や睡眠、女性ホルモンの変化など、さまざまな影響を受けています。
だからこそ、食べる量をさらに減らす前に、一度「今の身体」を見てみませんか?
40代になると「痩せにくくなった」
と感じるのはなぜ?
「昔と同じように食べているのに太りやすくなった」
「少し食事を減らしたくらいでは体重が落ちなくなった」
40代になると、そんな変化を感じる女性は少なくありません。
でも、これは単純に「40代になったから代謝が落ちた」の一言で片づけられるものではありません。年齢を重ねる中で、筋肉量や活動量が変わったり、女性ホルモンが大きく変化する時期を迎えたり。さらに、仕事や家事、育児などで睡眠不足になっていたり、疲れて身体を動かす機会が減っていたりと、いくつもの要因が重なっていることがあります。
そして意外と見落としやすいのが、「痩せたいから」と食べる量を減らしすぎているケース。
40代のダイエットでは、体重だけを見て「もっと食べる量を減らそう」と考えるのではなく、
「今、どんな食事をしている?」
「ちゃんと眠れている?」
「お腹の調子はどう?」
「疲れが抜けない状態になっていない?」
など、身体から出ているサインも一緒に見ていくことが大切です。
では具体的に、どんなところを見直したらいいのでしょうか。
40代で痩せない時に
見直したい7つのこと
ここからは、食事を減らす前に一度確認してほしい7つのポイントをご紹介します。
全部を一気に変える必要はありません。まずは「私、これ当てはまるかも」と、自分の生活を振り返りながら読んでみてくださいね。

①食事量を減らしすぎていない?
「痩せたい」と思ったとき、まず食事の量を減らそうとしていませんか?朝ごはんを抜く。お昼はサラダだけ。ごはんをできるだけ少なくする。お腹が空いても我慢する。一見すると「ダイエットを頑張っている食事」に見えるかもしれません。
でも、私たちの身体は食べたものから、身体を動かすエネルギーだけではなく、筋肉や皮膚など身体をつくり維持するために必要な材料も得ています。
だからダイエット中に考えたいのは、
「どれだけ減らせるか」ではなく、「必要なものを食べられているか」
ということ。まずは食事を減らす前に、今の食事内容そのものを振り返ってみましょう。
②朝ごはんを抜いていない?
「朝はお腹が空かないから食べない」「少しでもカロリーを減らしたいから朝食を抜いている」という人もいるかもしれません。
もちろん、朝食を抜いたから必ず太る、という単純な話ではありません。大切なのは、朝食を抜いたあとの1日の食欲や食事がどうなっているかです。朝食を食べず、お昼まで強い空腹を我慢していたり、夕方になると甘いものが欲しくなったり、夜に食欲が集中したりしていませんか?
「朝ごはんを食べる・食べない」だけを見るのではなく、1日を通して食事や食欲がどう変化しているのかを見てみましょう。
③タンパク質は足りている?

ダイエット中に意外と少なくなりやすいのが、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を含む食品です。「お昼はおにぎりだけ」「サラダだけで済ませる」という日が続いていないでしょうか?
たんぱく質は筋肉だけのための栄養素ではありません。皮膚や髪など、身体を構成するさまざまなものに利用されています。毎食完璧にする必要はありませんが、「今日の食事、主食だけになっていないかな?」と確認するところから始めてみてください。
④ 鉄などの栄養素が不足していない?
40代女性の中には、「最近なんとなく疲れやすい」「休んでも疲れが取れない」「身体を動かす気力がない」と感じている人もいると思います。
こうした症状にはさまざまな原因がありますが、鉄をはじめとした栄養素の不足が関係している場合もあります。だからといって、自己判断で「鉄不足だからサプリを飲もう」と考える必要はありません。まずは普段の食事が極端に偏っていないかを確認すること。疲労感などの症状が続いている場合は、ダイエットを頑張ることよりも、必要に応じて医療機関に相談することも大切です。
⑤ 便秘など、お腹の調子はどう?

ダイエットというと体重ばかり気になりがちですが、私は毎日の排便も身体の状態を見る大切なサインのひとつだと考えています。
「何日も便が出ない」「お腹が張っている」「便が硬い」そんな状態が続いていませんか?
便秘には、食事内容だけではなく、水分摂取量や運動習慣、生活リズムなど、さまざまなことが関係します。「便秘だから痩せない」と単純に結びつけるのではなく、食事・水分・活動量を含めた今の生活を振り返るきっかけとして排便の状態も見てみましょう。
⑥ ちゃんと眠れている?
ダイエットというと、「何を食べるか」「どれだけ運動するか」ばかり考えてしまいませんか?
でも、睡眠も無視できません。睡眠不足は食欲に関係するホルモンや食行動にも影響することが分かっています。さらに40代は、仕事や家事、育児などで自分の睡眠が後回しになりやすいうえ、女性ホルモンの変化によって睡眠の悩みが現れる人もいます。
「もっと運動しなきゃ」と頑張る前に、「そもそも私はちゃんと休めている?」と一度振り返ってみてください。
⑦ 体重以外の身体のサインを見ている?
ダイエットを始めると、どうしても体重計の数字ばかり気になります。
「昨日より500g増えた」「1週間頑張ったのに減っていない」それだけで「失敗した」と感じてしまうこともありますよね。でも、身体の状態を知るための情報は体重だけではありません。
食欲はどう?ちゃんと眠れている?排便はある?疲れやすくない?食事は偏っていない?こうした日々の変化も、今の身体を知るための大切な情報です。
「何kgになったか」だけではなく、「最近の私はどうかな?」そんな視点も持ってみてください。
40代のダイエットは
「減らす」だけではなく身体全体を見る
40代になって痩せにくくなったと感じると、「もっと食べる量を減らそう」「もっと運動しよう」と、何かをさらに頑張ろうとしてしまいがちです。でも、その前に一度立ち止まって、
「なぜ今、この身体の状態になっているんだろう?」と考えてみてください。
食事だけではなく、睡眠、排便、活動量、疲労感、食欲などを一緒に見ていくと、今まで気づかなかった生活の偏りが見えてくることがあります。
ダイエットは、自分の身体を責めるためのものではありません。自分の身体を知り、これから先も続けられる生活をつくっていくこと。私はそれが、40代からのダイエットではとても大切だと考えています。
何から始めればいい?
今日からできる3つのこと
何か特別なものを買ったり、いきなり生活を全部変えたりする必要はありません。
まずは次の3つから始めてみてください。
① 1日の食事を振り返る
食事を減らすことではなく、「主食だけになっていない?」「肉・魚・卵・大豆製品などは食べている?」と、まずは今の食事を確認してみましょう。
② 睡眠・排便・食欲も見てみる
体重だけではなく、「何時間眠れた?」「今日は排便があった?」「どんな時間にお腹が空いた?」なども一緒に記録すると、自分の生活パターンが見えやすくなります。
③ 一気に全部変えようとしない
7つ全部に当てはまったとしても、明日から全部変える必要はありません。まず一つ。できそうなことから始めて、続けられたら次へ。ダイエットは短期間だけ頑張るものではなく、その先の生活でも続けられることが大切です。
40代で痩せないときこそ
食事を減らす前に身体を見よう
40代になって痩せにくくなったからといって、必ずしも「もっと食べる量を減らさなければいけない」とは限りません。食事量だけではなく、食事の内容、睡眠、排便、活動量、疲労感、食欲。いろいろな方向から今の自分を見てみることで、これまで気づかなかったことが見つかるかもしれません。
「何をしても痩せない」のではなく、まだ自分の身体に合った方法が見つかっていないだけかもしれません。
焦って食べるものを減らす前に、まずは今の身体を知るところから始めてみてくださいね。
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